
A.私たち日本人は、中学校や高校の理科の授業などで 「進化論」という考えを学びます。
進化とは、簡単に言うと
①この世界にあるものは、たまたま勝手に偶然できた。
②そして、より簡単なものから、より難しいものに長い時間をかけて変化していった。
このような考えです。
「人間はサルから進化した。」という言葉を聞いたことがある人もいるかもしれません。
さて、学校で習うからこの進化という考えが本当のように思えますが、よ~くよく考えてみると「あれっ?」と不思議に思うことがあります。

例えば、人間の心臓の仕組みです。
心臓は、1日に10万回もドクドク動き、約8トン分の血液を体中に送り続け、その働きを私たちが死ぬまで続けます。
さて、人間の心臓は、大きく分けると
①筋肉(神経からの電気信号によって動く)
②神経(電気信号を発して筋肉を動かす)
③血管(動脈には血液の逆流を防ぐための弁がある)
と、3つの部分でできていて、それが一つでも欠けると心臓として機能しません。
筋肉だけでは心臓は動きませんし、神経が合わさったとしても、血管の動脈の中に弁が無ければ、血液が逆流して人間は死んでしまいます。
もし一つでもパーツが欠けた場合、心臓は機能できず、人間は生きることができなくなるのです。3つの部分が完璧にそろってはじめて心臓として動くことができます。
長い時間をかけて徐々に変化していくという進化の考えでこの心臓の成り立ちが説明できるのでしょうか?
このような難しい仕組みを持ったものが、偶然にできるでしょうか・・・?
そうではなく、このような難しい機能を持つ心臓をお造りになった方がいらっしゃると考えるのが自然ではないでしょうか?
さて、聖書は、この世界の全てのものをお造りになった神様がおられるということを説明しています。
ぜひ、聖書をお手に取っていただき、この神様について、考えてみてください。
『神の永遠の力と神性は、・・被造物を通して知られ、はっきりと認められる。』
(聖書 ローマ書1章20節)